最もポピュラーなダーツゲーム『ゼロワンゲームズ』
ゼロワンゲームはダーツの中でも最もポピュラーなゲームの1つです。
基本的なルールは、ダーツボードのすべてのエリアが得点の対象で、各プレーヤーは順番にワンスローしていきます。
301点などの持ち点から、ダーツがヒットした得点が引かれ、既定のラウンド内で先に持ち点が0になったプレーヤーの勝利となります。
持ち点はちょうど0にする必要があり、例えば、持ち点8で15のシングルにヒットした場合、7点オーバーで「BUST(バスト)」となり、3投を終える前にプレーヤー交代となります。
最大ラウンド数は10~20。全ラウンドが終了しても持ち点0のプレーヤーがいない場合は、持ち点が最も少ないプレーヤーの勝利となります。
上がりやすいように点数をアレンジ
基本的に、ゲーム序盤ではブル(50点)を狙い、持ち点を減らしていきます。20や19のトリプル狙いもありですが、外してシングルにヒットすることを考えると、やはりブル狙いが無難な作戦でしょう。
そして、持ち点が100を切ったあたりから「アレンジ」に入ります。
アレンジとは、効率良く上がるために持ち点を調整することを指します。
アレンジしやすい点数の代表格は32点。32は16のダブルで上がることができ、外れてシングルにヒットしたとしても、次に16のシングルか8のダブルで上がれます。しかも16と8は隣り合わせでボードに配置しているため狙いやすいのです。
狙いを外しても次の1投でフォローしやすい形を作るのがアレンジの基本。32以外でアレンジしやすいのは、24.36.40.50.60といったところでしょうか。
多種多様なゲームを楽しめる
ゼロワンゲームでのスタート地点の持ち点はさまざま。
「301」「501」「701」「901」「1101」「1501」がスタートの持ち点となります。
下2桁がいずれも「01」であることからゼロワンゲームと呼ばれますが、それぞれの数字が最初の持ち点であること以外、どのゲームも基本ルールは共通となります。
オプションでルールを変えることも可能で、変更内容によって難易度が変化するため、ゼロワンゲームに慣れたら、さまざまなルールで楽しんでみると良いでしょう。