ダーツ上達で大切な道具への知識・理解
ダーツ上達には、道具に対する理解も必要です。
ダーツの価格はピンキリですが、価格差によって性能に差が出ます。
今日は、ダーツの価格と性能について解説したいと思います。
価格が高いほど高性能で誤差が少ない
ダーツは高ければ良いというわけではありませんが、基本的には価格が高いほうが性能も高くなります。
目安としては、平均的な価格より少し高い物を選ぶほうが良いと思います。
高い買い物をすればダーツが長続きしやすいことも理由ですが、最大の理由は、価格的に高いものは3本のバランスが揃っていて、重さの誤差もコンマ以下抑えられて品質が高いからです。
高いダーツに多いプレーヤーモデル
プレーヤーモデルは指が引っ掛かりにくく、それでいてしっかりと飛ばせる工夫がされていて、形は前重心でもストレートに飛ばせるよう設計されています。
そうしたプレーヤーのコンセプトと自分の好みが一致すれば、ぜひ試しに使ってみてください。
中級者以上の人におすすめなのが「マイナーチェンジ」です。
使っているダーツに「こういう部分があったら良いのに」と感じたら、それに見合った形、重さ、バランスのダーツを探してみてください。
なかなか好みのダーツが見つからない時は、自分でカスタマイズに挑戦するのも良いと思います。
ダーツのパーツを覚えよう
1. ティップ
ボードに刺さるプラスチック製のパーツで、「ポイント」とも呼ばれます。
折れやすい部分なので、予備を用意しておくことをおすすめします。
種類はロングとショートの2つで、ロングのほうが入りやすくなります。
ただ、柔軟性があるため次のダーツが弾かれやすく、グルーピングしづらいというデメリットがあります。
2. バレル
バレルはダーツを投げる際に持つ部分で、ダーツの本体になります。
素材は主に真鍮と、ニッケルとタングステンの合金の2種類になります。
滑り止めの刻みの数や間隔、バレル自体の形状、重さ、重心などは多岐に渡ります。
初心者であれば、まずは推進力が得やすい前重心のものを使ってみましょう。
3. シャフト
シャフトはバレルとフライトをつなぐ部分で、磁力で引き付け合うグルーピングしやすいタイプなど、種類が豊富です。
長いほうが安定性があるため、初心者にはシャフトの長いタイプがおすすめです。
4. フライト
さまざまなデザインが施されたダーツの羽の部分。
フライトは飛びの安定性に関わる重要なパーツで、形状や大きさによってダーツの軌道が変わります。
初心者には、揚力が得やすく安定性の高い、羽の大きなダーツをおすすめします。