ダーツのスローイングQ&A

ダーツのスローイング

Q・どうやって狙いをつければ良いか

セットアップは狙う準備です。ここで狙いをつける人もいますが、それは完全な狙いではありません。実際に狙うのはテイクバックをした後です。

そこからターゲットに向って腕を送り出します。

具体的にはダーツのスローイング(リリース&フォロースルー)で説明したように、ターゲットと利き目を結んだ筒の中にダーツを放つイメージです。

上達するごとにイメージする筒が細くなるはずです。

最初から細い筒をイメージして狙うのは難しいので、最初は少し太めに意識して、「ここまでズレるとNG」というように、最低限収める範囲を自分なりに決めて試してください。

Q・ターゲットが上下の場合、リリース位置は変えるか

20のダブルや19のダブルなど、ターゲットが上下にズレても、リリース位置を変えたり、手の出し方を変えたりしてはいけません。

ターゲットがダーツボードの上下にあっても、ターゲットと利き目を結ぶのは同じなので、そうなるように腰を傾けてください。

大事なのは、毎回同じスローイングをすることです。こう投げればダーツがこう飛ぶという基本がないと、距離感が掴めません。

まずは毎回同じスローイングができるようになることが大切です。

Q・身長差はハンデになる?

身長に関係なく、狙い方は同じです。20のトリプルを狙うときと、19のダブルを狙うときとで狙い方を変えないのと同じで、腰の傾きだけで狙うターゲットを変えます。

ただ、背が高い人は打ち下ろしになるため腰の負担が少なく、リーチが長いためテイクバックを長く取れるとダーツボードにも近づけます。

逆に背が低いと重力に反して投げることになり、ダーツが伸びにくくなります。

なので、身長が高いほうが有利にはなりますが、打ち下ろしになるには身長が190センチ以上は必要なので、身長差による有利不利を感じることは、実際にはそれ程ないでしょう。

Q・利き目と利き手が逆のときのセットアップは

ダーツで大切なのは距離感。人間は利き目で距離を測っているので、利き手を始点にすると良いとされています。

また、利き目と利き手が一致しているとヒジ・腕・ダーツ・目線・ターゲットが一直線に並びやすいので、手を真っ直ぐに引きやすくなります。

なので、利き目と利き手が逆の人は基本的には不利になります。

しかし、それ以上に大切なのはリリースの位置です。基本から外れて、ヒジから先を体側に曲げて左目のほうにダーツを引いても、最終的にターゲットと利き目を結んだライン上にダーツをリリースできればOKです。

または、ヒジやダーツの位置、テイクバックは基本のままで、顔を横に傾けてダーツのほうに利き目を持っていくのも良いですし、サイドスタンスを取ることで目とダーツのズレを少なくすることもできます。

このようにセットアップする場合、練習が必要になります。しかし、思考を柔軟にして解決方法を見つけることで、不利な条件を消すことは可能です。

Q・片目をつぶっても大丈夫?

ダーツボードまでは結構距離があり、ターゲットも小さいので距離感が大切です。

利き目で距離を測っているとはいえ、普段は両目で見ていますし、そうしたほうが正確に距離を測ることができます。

片目で見ると距離感が狂うので、両目で見ながらプレーすることをおすすめします。

Q・1スローは同じテンポで投げるべき?

同じスローイング、プレーしやすいので、1スローのテンポは同じにするほうが良いと思います。上級者の多くも、1スローのテンポが一定であることが多いです。

ゼロワンのようにブルを良く狙うゲームやクリケットのベット、チャイナではテンポは特に大切になります。

プレッシャーがかかるとテンポが崩れやすくなるので注意してください。

どれくらいのテンポで投げるかは人それぞれですが、自分の体が振り回されるようなテンポでプレーするのは避けましょう。

また、同じターゲットを狙う場合、1スローの間はターゲットから目を放さずに見続けて投げるようにしましょう。



ダーツ上達法



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